ダイエットのために脂肪燃焼効果のあるスープを使う際には、自作のスープを用意しなければなりません。
使う野菜は、キャベツ、たまねぎ、セロリ、パプリカ、そしてトマトの水煮缶を適当な大きさに切って、コンソメで煮ます。
このスープをメインにして、一週間分のダイエットメニューが決まっており、それに沿って食事をします。
果物や野菜と共に、脂肪燃焼スープを摂取するというやり方が、脂肪燃焼スープを使ったダイエット方法です。
フルーツと野菜は、大抵がどちらか片方です。
また、ダイエット期間の一週間の中で、たんぱく質の補給のため肉が食べられる時が2度あります。
炭水化物を全くとらないのも体によくないので、玄米を食べる日もあります。
場合によっては、じゃがいもが一週間のメニューの中に入っているやり方もあるといいます。
脂肪燃焼スープのダイエットをしている期間は、お酒は一切断たなければなりません。
ダイエット期間中に食べられないものには唐揚げや天ぷらなどの油料理、ラーメンやパスタ、パンなどの小麦粉を使っている料理があります。
体脂肪の燃焼を活発にして、体の中に残っていた老廃物を追い出す作用が、脂肪燃焼スープにはあるといいます。
お茶などの糖分を含まない飲み物に限り、脂肪燃焼スープダイエット中は飲めます。
食べてはいけないものがはっきり決まっているため、脂肪燃焼スープを使ったダイエットをすると、我慢がつらいという人もいます。
脂肪燃焼スープダイエットのデメリット
ダイエットに脂肪燃焼スープを利用する方法は、魅力的な部分もありますが、弱点も幾つか存在しています。
脂肪燃焼スープを毎日飲まなければならいので、どうしても飽きてしまう事が考えられます。
この1週間だけ頑張ればいといっても、朝も昼も夜も同じメニューとなると、食欲があっても食べる気が失せます。
カレー味にしたり、キムチ風味にしたりと、アレンジの余地はありますが、それでも同じスープを食べているという感覚からは抜けられないようです。
脂肪燃焼スープの食事では、たんぱく質がないことが苦痛だという方もいるようです。
一週間のメニューのうち2度は肉を使った食事が可能ですが、これまでは常に肉や魚を食べていたという人にとっては、食事の内容が十分でないと思ってしまうことがあるようです。
リバウンドしやすいことも、脂肪燃焼スープのダイエットでは指摘されています。
もともと急激なダイエットは、リバウンドをしやすいものです。
1週間という短期間に、かなり摂取カロリーを抑えられた食事内容になっているので、ダイエットが終了した時に、いきなり元の食事に戻してしまう事は避けた方が無難です。
脂肪燃焼スープダイエットを終わらせたからといって、我慢していた肉や揚げ物をめいっぱい食べたら、ダイエットの効果が相殺されます。
脂肪燃焼スープを飲み終わった後は、体の状態を見ながら、少しずつ食事を戻していくことで、リバウンドを予防することが可能です。
カロリーの低い繊維質の野菜や海藻類、低カロリーの肉、玄米などを利用して、だんだんと食事のカロリーを普段の状態にしていきます。
他にも気をつけなければいけないポイントもたくさんありますが、脂肪燃焼スープダイエットが成功すれば、5㎏以上の減量もできる人がいるようです。