我慢するのは無理
昔から食べることが大好きで、あればあるほど食べてしまうタイプだったのですが、やはり若さもあって食べてもそれ以上に動いていたり、そもそもの代謝が良かったことからダイエットとは無縁でした。
しかし30歳を過ぎたあたりから驚くほど痩せなくなり、食べれば食べた分だけ、下手すれば食べた分以上に太るようになったのです。
これはマズイと最初は過酷なダイエットも頑張ったのですが、基礎代謝が落ちていくだけで全く痩せずに、ただ身体が辛くてしんどくなっただけでした。
食べるのを辞める、または減らすという事がとてもストレスになり、かえって太ってしまうし余計に食べたくなって食への執着心が強くなると気づいたので、食べても太らないものをお腹一杯食べたらどうだろう?と思い、こんにゃくやモヤシなどのほぼカロリーゼロの食品を沢山食べてみたのです。
これはすぐに結果が表れ、すぐに体重が2キロも落ちました。
これを続けると直ぐに元の体重に戻れるのではないか?とウキウキしていたのですが、食べるのが大好きな私にとって楽しくない食事は美味しくなく続かないのです。
ただ、ローカロリーな食べ物だけを食べるのは栄養的にも良くないですし、飽きるのでこの方法を活かして別のダイエットを始めました。
最初にお腹を満たそう!
ダイエット中でも好きな物は食べたいしオヤツも食べたい!という事で、好きな食べ物でお腹を満たしていてはすぐに太ってしまうため、先に胃を落ち着かせるために食事の前にローカロリーな物を食べてある程度お腹を満たして、それから本格的な食事をするというダイエットにしました。
ローカロリーな物はキャベツの千切りや納豆、冷奴やモヤシなどで使っても良い調味料は塩とポン酢と醤油だけに厳選したのです。
キャベツは生のまま千切りにしてポン酢をかけて食べますし、モヤシは電子レンジで温めてポン酢や時には塩ポン酢をかけて食べます。
冷奴や納豆は醤油かポン酢をかけて食べるのですが、どれもある程度食べるとお腹にしっかり溜まって満たされるのです。
特にキャベツとモヤシは沢山噛むので、食べた!という感覚が強く一時的に満腹にもなるほどです。
それから普段の食事を食べるのですが、すでにお腹が満たされているので今までのようにトンカツや唐揚げなどの大好きなメニューだったとしてもガッツかなくなりました。
お腹が満たされていることで早食いも止めることができましたし、以前のようにお腹が一杯なのに勿体ないから!と食べきってしまうことも無くなったのです。
普通の量を食べて満足できるようになりました。
ダイエット以外にもメリットあり
本格的な食事の前にローカロリーな物を食べてある程度お腹を満たして、それから食事を始めるという何の努力も要らないダイエットで、60キロあった体重が半年で55キロに減りました。
この間、一度も空腹で辛い…となったことはありませんし、もう止めたいと思ったこともありません。
嬉しいのは体重が落ちたことだけではなくて、他にもメリットが沢山あったことです。
よくキャベツを食べていたので、長年悩んでいた便秘がすっかり解消されました。
これを境にニキビができないようになったのです。
豆腐と納豆も良く食べていたので、イソフラボンの効果からか、肌の調子が非常に良くなって乱れがちだった生理の周期が整ました。
今までの暴飲暴食があまりに酷かったからかもしれませんが、身体がどんどん調子よくなっていったのです。
便秘が解消されたのでポッコリお腹もへこみ、ウエストも一回り小さくなって履けなかったスーツのスカートが入るようになりました。
我慢もせずにしっかりダイエットできて、しかも他のメリットも沢山あるなんて本当に最高だと思います。
ダイエットをして初めてちゃんと成功したダイエットでした。
今もずっと続けているのですが、体重は全く変わっていません。