しみやしわというのは、年齢を重ねるにつれて多くなっていくものです。
紫外線や乾燥肌のほか、健康状態やホルモンバランスも関わってきますので、全てを完璧にケアすることはほぼ不可能といっていいでしょう。
スキンケアは、しみやしわ予防の基礎になります。
肌タイプと相性のいいスキンケアをすることで、お肌の健康が維持できるように取り組みます。
紫外線は、肌にできるしみの要因の最大のものであると言われています。
お肌が紫外線を受けるとメラニン色素が増加して、日焼けができはじめます。
この色素が多くなると、しみになって肌に沈着します。
こまめな紫外線ケアで、普段の生活の中から紫外線予防に取り組むことがしみ対策に有効です。
細かなちりめんじわができるのは、角質層が乾燥気味なためです。たっぷりと化粧水を使って水分を与えましょう。
こじわが進むと、しわはどんどん多くなります。
しわに対してのケアは、小じわケアを早期から行うこと、規則正しく健康的な生活を送るようにすることです。
もしも、しみやしわができてしまってもまだ対策の立てようはありますので、しっかりスキンケアをしてください。
しみやしわを隠すためのメイク
しみやしわは、年をとるとどうしても目立つようになります。
毎日のスキンケアもしみやしわ対策には大事ですが、メイクテクニックでしみやしわを目立たなくする事もできます。
何ヶ月も時間がかかることが、スキンケアによるしみ、しわ対策の難点です。
肌の健康のためにスキンケアに力を入れることも重要ですが、メイクのやり方を覚えるのもいいでしょう。
シリコンタイプの化粧下地は、目のまわりの小じわを目立たないようにすることができるといいます。
ファンデーションに層ができないように、肌のでこぼこを覆い隠してくれます。
しわは、光の反射で目立ちやすい部分なので、反射の少ない化粧品がおすすめです。
しみの部分にはコンシーラーを乗せて、スポンジで軽く叩くと目立たなくなります。
しみをコンシーラーで覆うためには、肌にコンシーラーをなじませすぎないことです。
本来の皮膚より暗めのファンデーションをつけて、しみを目立ちにくくするという人もいます。
しみが肌の対比で目につかないように、最初から暗いファンデーションを使うという方法になります。
しみやしわが目立たないように、いろんなやり方でメイクをしてみましょう。
しみやしわとホルモンの関係
お肌のしみやしわができる理由はいくつかありますが、女性ホルモンの分泌も原因の一つです。
女性ホルモンは卵巣でつくられ、女性の心や体に深く影響します。
女性ホルモンは、大別するとプロゲステロンと、エストロゲンがあります。
お肌の状態に深く関わっているのは、このうちエステロゲンというホルモンです。
これらの女性ホルモンの分泌量によって、肌が乾燥しやすくなったり、にきびが増加することがあります。
女性ホルモンが乱れることで、肝斑という種類のしみができることがあります。
妊娠したり、生理のサイクルが狂った場合にでることがあるしみで、左右対称になるという特徴があります。
基礎体温を測ってみて、高体温期と、低体温期の差がない時はホルモンバランスが乱れているのかもしれません。
ホルモンバランスの乱れでできたしみや肌トラブルは、ホルモンのバランスが整えば回復します。
ホルモンの調子を損ねているためにお肌が弱っている人は、紫外線による影響も大きく受けていますので、そちらの点も注意です。
大豆を原材料とした食品は、ホルモンを調節する効果があるといいます。
大豆から摂取できる大豆イソフラボンは、エストロゲンに近い特性があり、美肌効果が期待できるといいます。
ホルモンのバランスを整えることで、しわや、しみの目立たないお肌になりましょう。