ネットや雑誌等でよく、「若いうちからきちんとしたケアをすれば10年後の肌が変わる」的な・・・アドバイスを見かけます。
だけどもそれ、本当に正しいのでしょうか?
私はずっと疑問に思っているのです。
なぜなら、若いうちってもともと肌がきれいで当たり前ですから。
確実にそこから人って老けるんですよね。
自分自身の肌が、肌自身の力でまだまだ頑張れるうちに「栄養たっぷり」な成分を与えてしまうと、肌が「与えてもらうこと」に慣れてしまうようになるのではないか、と。
実際に、きちんとお手入れしているはずの方々の肌(ビューティーアドバイザーの方等)、結構荒れているんですよね。
しっかりきれいにメイクされているけれども、素肌はどう見ても年相応。
むしろ厚塗りのせいか年以上に見える(シワが多い)方もいるくらいで。
与えすぎってこうなるんだと思いながら肌に与えすぎないケアを続けてきました。
肌に与えすぎないケアでもともと持っている肌の力を引き出しましょう
40間近になった今、自分自身の肌を見つめて思うことは、「間違ってなかった」ということ。
とてつもなく美肌というわけではないものの、想像していたよりもきれいな肌を保てているような気がします。
美容部員さんからケア方法や何を使っているかを聞かれることも多くなりました。
そのことが自信にもつながっています。
ところで、「過剰なケアをしない」=「まったくケアしない」というわけではありません。
通常の化粧水、乳液、クリーム・・・その時々の肌を触りつつ、合ったケアをすることは必要です。
あとはたまにシートマスクも。
プチプラから高級なものまで、たまには与えてあげるケアも必要ではあります。
高級クリームも使うなとは言いません。
ただ、毎日使うのは、絶対に自分自身が本来持っている「肌の力」を弱めてしまうと思います。
だからここぞの時だけに使うのがよいですね。
それくらいのケアでまだ十分頑張れる力を持っていると思うんです。
30代、特に30代前半は。
今からそんなにケアしてて50歳を過ぎたらどうするの?という話です。
まぁ、それでもケアしたいというならば無理に止めたりはしませんが・・・よく周りを見てみてください。
お手入れ過剰な人に美肌の人って・・・あまりいませんから。
むしろ、なにもお手入れしてないの!的な人のほうが肌がきれいだったりしますから。
アンチエイジングというと、高級クリームや美容液を追加したり、毎日しっかりケアしたり・・・って風に考えがちですが、私はむしろ「減らす」ことをオススメします。
まずは回数から。
まだまだ自分の肌は頑張れるはず、もともと持っている肌の力をもっと信じてあげましょう。